舞台『令和X年のハムレット』

10月16日 18:30開演
吉祥寺シアター

 

※チラシ画像をスマホでご覧になってみてくださいね。
チラシ

配信URL、チケット販売時期は未定。当団体の主宰・吉村元希の書き下ろし新作公演です。
シェイクスピア「ハムレット」を翻案とし、オフィーリア、そしてオフィーリアとハムレットの関係を再検証してみました。

概要
 ハムレットはあまりにも有名な戯曲だ。でもあらすじだけ知っていて、読んだことのない戯曲でもあった。自分の中に、自分のイメージするハムレットが勝手にできあがっていた。知的で繊細で細面で痩せぎすなハムレット。しかし実際に読んでみたら、何かが違う。何が違うんだろうと考えてみても仕方がない、私の読んだハムレットが私にとってのハムレットだ。しかし、オフィーリアはどうだろう?シェイクスピアの戯曲では女性が活躍することが少なくないのに、オフィーリアと来たらヱヴァンゲリヲンの綾波レイみたいだ。人格がない、性格がない、感情がない。ガートルードもそうだった。何を考えているのか分からない。オフィーリアが綾波レイならガートルードは葛城ミサトくらい元気があっても良いのではないか。しかしそういう貞淑でかわいそうな女性の方が男性からすると神格化しやすいのかもしれない。ところが女性自身はミューズだとか女神だなんて呼ばれたくない。少なくとも私はそうだ。オフィーリアが生き生きと活躍する物語にしたいと思った。が、思いのほかガートルードがよく喋った。まだまだ、私の中にわきまえる女としての役割が捨て切れていないのかもしれない。令和の今、多くの女性は新しいロールモデルを求めている。新しい女性像がどんどん描かれるべきなのではないかと思い、書いた。
仲間内でちょっと読んで貰ったら笑いが起きた。笑うのは良い。とにかく心身に良い。でも笑っていても良いのだろうか。世の中そんなに甘くない。
このオフィーリアがもっと自由に変化して自在に躍動していって、新しい世界を構築していって欲しいと願っている。このラストはまだ物語の始まりだ。